開かれた政府をつくる市民集会など

 2月16日、「開かれた政府」をつくる市民集会を衆議院第2議員会館で開催しました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。ばたばたと準備をしたので、いろいろ準備不足だったところもありつつ、無事に終わってほっと一息。会場では、お久しぶりです、という方に何人もお会いできて良かった。

c0090033_661539.jpg 開かれた政府をつくる、っていったいなんだ、ということは私から話をさせてもらいました。すでに、「開かれた政府を求める意見書」としてクリアリングハウスが意見表明していることが中心。簡単なレジュメはこんな感じ。

開かれた政府をつくる

1 政府が開かれていないと政府のガバナンスは変わらない
・「開かれた政府」とは、情報公開と市民参加
・開かれていない政府では、プレイヤーが変わっても従来の体質が残る
・情報公開とは、情報公開法だけではない
・市民参加とは、市民参加手続ではなく、政府の意思決定にさまざまな形で参加すること(権利救済制度も含む)

2 単発の象徴的な公開から、制度的裏付けのある公開へ
・たとえば、市民の目をくぎ付けにした事業仕分けの公開
・政府全体の公開度を上げていくための次のステップは?
・政権が代わっても「開かれた政府」であることを保障する制度の実現へ

3 行政を開くだけでなく、司法、立法を開く
・情報公開や市民参加は行政だけの課題か?
・市民の権利保障としての情報公開の仕組みのない司法と立法府

4 政策形成過程の公開をどうするか
・マニフェストで政権交代、マニフェストは開かれてつくられるのか?
・政治主導で政治の透明性がどう高まるのか

5 「開かれた政府」であることの必要性を共有する
・さまざまな分野で活動している個人・団体がぶつかっている、政府が開かれていないことによる壁
・各分野での政府を開く取り組みと、一般ルールの整備

 いろいろ提案等もしていただきました。審議会等の会議公開、環境基本法、国会への請願制度、公文書管理法、情報公開法の改正、閣僚委員会などの記録作成の問題、記者クラブの問題、市民提案を盛り込んだ予算・事業(協働・参加型予算)の導入、沖縄返還密約問題などなど。ご提案、ありがとうございました。衆議院本会議前ということでしたが、5名の衆参両院の民主党の議員にも参加をしていただきました。

 終わった後に議員会館食堂で昼食を食べながら、今後の取り組みどうするの?という話もしつつ、3月に入ったらさらに取り組みを進めたいと思います。

 開かれた政府をつくる提案も、引き続き募集中。みなさん、ぜひお寄せください。

 http://homepage3.nifty.com/johokokai/open_government.doc

 ところで、会場で沖縄返還密約訴訟の原告の一人とお会いしました。私が提訴している案件とは別訴訟の方。同日に提訴をしていて、私の方が先に進行をしていたものの、もうひとつの訴訟がこの日結審という話を聞く。その後の報道で、4月8日に判決予定と知る。外務省の調査結果の発表は3月にずれ込む見込みのよう。そして私の裁判は、4月28日にまだ弁論が予定されている。何だか、面白くなってまいりました。

 この件について、某新聞社から電話が入り、どう見てますか?と聞かれ、密約の存否と、密約があったとする場合は、現在での文書の存否と2つの論点があるのでうんぬんという話をしてみました。

 この日はいろいろあわただしく、集会後に事務所で取材を受け、夜は消費者団体の個人情報保護法の勉強会に呼ばれていたので、少し話をしてみました。消費者委員会で個人情報保護法の改正に着手されるけど、これはなかなか難しい…
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by clearinghouse | 2010-02-17 00:00