行政透明化検討チーム 一人反省会 「枠」の巻

 明日で行政透明化検討チームの情報公開法検討は最後。今日になって、17時~18時の予定が17時15分~18時に時間が変更になったという連絡があり、45分で会合終了という予定となりました。なんだか、傍聴者に申し訳ないような設定時間 (´o`)

 行政透明化検討チームの一人反省会も今回で4回目。今回とあと一回書いたらおしまいにするつもり。今回は「枠」の話。何の話かと思われるかもしれませんが、要は行政透明化検討チームでの情報公開法改正の議論には、かなりはっきりとした「枠」の設定があったと個人的に感じているというお話です。何だか見えていた風景があったというお話でもあります。

 情報公開法の改正の検討は、第1回に大臣の見直しの方向性という大臣素案が出されており、そこで「枠」が出来上がっています。当初、引き受ける段階ではこの大臣素案で出された項目以外についても検討しうるという話を聞いていたので、この枠を尊重しつつもそれ以外についてもある程度は検討ができるかと思っていましたが、甘かった。実際には、大臣素案でできた項目の「枠」は鉄板のように固くて柔軟性がなかったのでした。

 加えて、項目ごとの見直しの方向性も、そもそも具体的な内容が詰まっていなかった部分を除いては、枠がかっちりしていたように思います。反面、具体的な内容が詰まっていない部分は、提案者側から説明が出てこないという状況が見られ、誰が枠を作ったのかというところがいまいちわからないという感想を持つこともありました。最終的な方向性で修正や追加がある項目を見ていくと、一定の傾向があるような感じで、その傾向が早い段階でうっすら見えてしまった手前、ここで蹴られるのは、と思う提案は意見とて控えてしまったという私の打算的な行動もよくなかったと反省。

 もうひとつ、もともと、今回の改正検討は、法律のテキストをどう直すかということが中心というか、それ以外はほとんど検討できないという「枠」がかなりはっきりしていました。そのため、実際にはテキストの問題ではないと考えられる情報公開法の運用上の課題はすべて置いてきぼりになってしまいました。短期間での検討という時間的な制約、情報公開法の所管ではない行政刷新担当大臣のもとでの検討というところで、いろいろ限界があったとは思いますが、テキストをどういじるかという以外の議論も、本当は必要。おそらくこれは、検討チーム後の問題として取り組まなければならない課題と受け止めるべきかなと、途中から割り切りました。

 そういうわけで、短期間での検討、法律のテキストの改正を目的とした検討、そして政治主導ということでいわゆる第三者機関とは異なる会議体、見えないけどかっちりした枠設定という、いろいろこれまでに経験のないことを経験させていただきました。そして、どうも「お客さん」という感覚が抜けなかったのでありました。こんなものなのでしょうか。自治体ではもう少し違う感覚でかかわるんだけどなあ…
 
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by clearinghouse | 2010-08-23 23:32 | 行政透明化検討チーム