昨日は、私も末席でかかわらせてもらっている市民立憲フォーラムの会合で、参議院議長公邸へ。議長の江田五月さんから諸々お話ししただき、その後、参加者との意見交換。
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参加するに当たり、フォーラムの主要メンバーから、「社会科見学じゃないよ」とメールが回ってきたにもかかわらず、社会科見学気分で行ってしまったよ(・_・; 正直、参議院議長公邸ってどんなところ、という興味が半分くらい、でも議長が、議長という職を何とお考えかということにも興味しんしんだったので、お話をお聞きするなかで、議長はきちんとした議会人でなければすべきではない職であることを、改めて認識。会合終了後は、きれいに整えられた庭を見せてもらえたので、記念撮影してくる←。この辺は社会科見学っぽいなあ。公邸の玄関口でも、ご一緒していた地方議員のお姉さま方に、「写真撮ってあげるからそこに立ちなさい」と言われたもので、記念撮影もしてきてしまった(^^ゞ
 その後、議長はいったん議長室に戻られたが、しばらくして、場所を変えた懇談の席にお見えになり、いろいろと放談。ちょうど、つなぎ法案が提出されるかどうかという緊迫気味の国会模様の日で、議長室に戻られたのはこの件の関係のよう。与党が法案提出後、こちらに合流していただいたようだ。この件、毎日議長が更新している以下の日記でさっそくご紹介いただいていて、市民立憲フォーラムのMLで回ってきた。

http://www.eda-jp.com/katudo/2008/1/29.html

 この会合の前、私が原告の裁判が地裁・高裁と敗訴して上告申し立てと上告受理申し立てをしている案件について、いろいろな研究者から意見をお聞きしている中で、ご返信いただけた研究者の意見を受取り、いろいろとなやみが深くなる。情報公開訴訟で、法律上の行政文書に該当しないことを理由にした不存在決定を争い、処分の取り消しと公開の義務付け請求を行っているのだが、取り消し請求、義務付け請求ともに敗訴している。今、上告理由書を作成中で弁護団のみなさんがとりかかっていただいているのだが、私の中では本当にすっきりせず、いろいろと意見を聞けば聞くほど悩みが深くなる。理論ではなく、訴訟実務の中でどのように主張するとよいのか、また訴訟の根拠となる条文についてどのように解釈できるのかなど、先例がないだけに暗中模索が続く。これまで自分が原告の訴訟は、先例がないものばかりだったような気がするので、いつものことではあるし、その積み重ねが先例となり、法の解釈を形作っていくことは分かっていながらも、産みの苦しみはそこはかとなくついて回る。

 当面、個人的によくわからなくなっているのは、この訴訟が、請求文書が行政文書ではないという判断は判決でも否定され、行政文書であると判断しているが、合わせて当該文書の不開示事由該当性についても取り消し請求部分で判断し、請求文書は不開示事由に該当するので、取り消し請求棄却、義務付け請求却下となっていること。義務付け請求の勝訴要件は何なのかについてよくわからなくなってきた。義務付け請求の勝訴要件は、請求に理由があると認められることと、処分を行うことが法令の規定から明らかであることの2要件。しかし、いずれの要件も取り消し請求での取り消しを前提としているものなのかどうかと考えてしまう。取り消し請求部分と義務付け請求部分の勝訴要件は、イコールでなければならないのだろうか???何か引っかかりがあるので、何かに気づけばなんとなく理解できそうなところだが、なんとなく理解が進まないまま、最高裁への上告に至ってしまった。いろいろ意見を聞けば聞くほど、ただただ悩みが深くなる。どうしたものか。
by clearinghouse | 2008-01-30 23:43