5月27日に衆議院内閣委員会で公文書管理法案が審議入りしました。審議日程は非常に限られているという話を漏れ聞いています。どうなるんでしょうか。今日は、参考人質疑が行われます。一般的には、参考人質疑は審議終了近くに行われるので、漏れ聞いてる話は本当なのでしょう。与野党間での修正協議が行われているので、そこでそれなりの成果が得られれば、審議時間をあまりとらずに可決となり、成果が乏しければ少し時間がかかるということになるのでしょうか。

 5月14日に公文書管理フォーラムを衆議院議員会館内で開催しましたが、その場では、中途半端な法律であれはない方が良いという意見も出ており、それが大勢を占めるような空気もありましたが、個人的にはない方が良いとは思っておらず、情報公開法施行令やガイドラインなどで公文書管理をやっているより法定化した方が良いと考えています。「ない方が良い」といわれる皆さんは、公文書を合法的に勝手に廃棄できる制度だという話しをされますが、そういう一面はあるものの、むしろ今の方がやりたい放題。そっちを放置することを許容する方が、個人的には良心が痛みます。

 法案については、さまざまな意見がありますが、どうやら国会は8月まで会期が延長されるようです。修正協議は、公開の議論の場ではなく、むしろ政治的交渉の場であり公開性や透明性が欠けるので、何とか国会での審議時間をしっかりとって、市民の前できちんと法案についての議論を戦わせて欲しいものです。

 ところで、間際のご案内ですが、クリアリングハウスでも以下のような講演会を行います。外交文書の保存・公開はいろいろ課題の多いところですが、数年前まで外務省から外交資資料館に、戦後の歴史的文書の移管がまったく進まなかったところ、ここ数年で移管されるようになり、外交文書の公開も少しずつされる要になってきました。外交資料館の元副館長をお招きしての講演会ですので、ぜひ、ご都合のつく方はご参加ください。お申し込みは不要で、会場に直接お越しいただいてかまいません。


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 講演会 「情報公開制度と外交記録公開-最近の動向について-」
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 原口邦紘氏(中央大学・駒沢女子大学講師、元外務省外交史料館副館長)

 日時 5月29日(金)19:00-21:00
 場所 四谷地域センター・集会室2
     http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html
 主催 情報公開クリアリングハウス
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by clearinghouse | 2009-05-29 00:00

大往生

 私事ですが、連休前に祖母が97歳で大往生。連休の最初の二日間は通夜、告別式とあわただしく過ぎましたが、97歳という年齢での老衰ということもあり、悲しい葬儀ではなく、きちんと送り出そうというお式になりました。菩提寺が宗派の大本山別院というせいもあるようで、祖母の葬儀は通夜に3人、告別式に4人の導師と職衆がきました(これで最小単位だそう)。過去に法事で9人の僧侶がいたことがありましたが、複数であげるお経には本当に人の声の力と言葉の力を感じるもので、宗教儀式が連綿と続いてきたことの理由を知る思いです。もともと身内が少ないので、参列者に比して僧侶の数が多い感は否めませんでしたが、大本山を一生懸命拝んでいた、信心深かった祖母の供養にはなったのかなと思います。

 通夜の読経の後、祖母の祭壇を前に家族と親しい身内だけで食事をしながら話しをしていましたが、祖母は97歳でありながらひ孫は一人だけ。もともと親戚が少ない上に、さらに身内が先細っているのを、いとこと「超少子化だよね」と話していました。同時に、自分たちが祖母を同じ年齢まで生きたとしても、穏やかな最期が迎えられる社会ではないよねきっと、という話にもなりました。人口バランスが高齢者が重くなるこれから先、幸せな老後は望めるのだろうかと思う気持ちは誰にでもあると思います。長生きしても幸せに生きられる社会をあきらめないために、穏やかな大往生を迎えるためにも、今をきちんと生きて、めざすべき社会のためになすべきことをあきらめずにしなければ、と思った連休でした。
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by clearinghouse | 2009-05-08 00:00

 3月に開催した公文書管理フォーラムの第2回目です。ぜひ、足をお運びください。

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 第2回公文書管理フォーラム
  市民のための公文書管理 -国会審議に向けて(仮)
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 市民の知る権利を確保し、国の機関や地方公共団体等の透明性を実現するためには、情報公開法が機能する上での前提となる公文書管理法の制定が必要不可欠であると考えています。そして、国等から市民への説明責任を保障し、情報公開を実質的に促進することから、民主主義の基盤となるものです。年金記録の紛失やC型肝炎感染被害者リストの放置、海上自衛艦航泊日誌の廃棄など公文書の杜撰な管理実態を踏まえ、政府は「公文書管理法案」を3月3日に閣議決定し、国会に提出しました。
 まもなく、衆参内閣委員会での審議がなされる予定ですが、その前に今一度実際に機能する制度に向けて、その課題等を整理・共有化したく、本フォーラムを開催します。
 ぜひ多くの方々にご参加いただければと思います。

 日時:5月14日(木)12:30~14:00
 会場:衆議院第2議員会館第1会議室
 プログラム:①政府案の課題整理
         ②各党(・懇談会)等の主張
         ③参加者からの意見
           C型肝炎訴訟原告代理人弁護士、沖縄返還密約訴訟原告代理人弁護士
           などからもご発言いただきます
 参加費:無料
 主催:市民のための公文書管理法の制定を求めるネットワーク(公文書市民ネット)

 連絡・申込先:情報公開クリアリングハウス(担当:三木)
             メール kobunsyo_net@yahoo.co.jp
             〒160-0005 東京都新宿区愛住町3 貴雲閣ビル108 
             TEL:03-5269-1846 FAX:03-5269-0944
             上記不在の場合は、TEL:03-5226-8843
             *ご連絡は、できるだけ上記メールアドレスにお願いいたします。
 
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by clearinghouse | 2009-05-01 00:00