わかりやすい一部公開文書

 「わかりやすい一部公開文書」というと何だか変な感じですが、一部公開された文書の非公開部分の理由があまりにわかりやすく処理されていたので、ここで紹介。

 一部公開決定の場合、複数の非公開理由が適用されていると、どこがどの理由で非公開なのかよくわからなくなることがあります。大体、非公開になっている箇所から推測することが多いのですが、東京大学が一部公開した文書は、これまで渡した見てきた一部非公開文書と一味違いました。

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 文書の内容はともかく、黒塗りされているところを見ていただくと、その周辺に「5条2号イ」とか「5条1号」といった判子が押されています。黒塗り部分がどの理由で非公開かがわかるようになっています。東京大学は、このために非公開理由の条文番号の判子を作ったということですね。普通は、黒塗りがされていても、その周りに非公開理由は示されていないので、これはちょっとした発見でした。

 非公開が不服申立てで争われると、どの部分がどの理由で非公開かを「ヴォーンインデックス」というもので一覧にすることがありますが、これも公式のインデックスがつくられることはまれな運用。こういうものは、ちょっとした工夫で請求者の利便性はぐっと上がりますので、他の機関は大いに参考にすべし。
 
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by clearinghouse | 2013-04-04 21:11